あとでよむ:村上弘『大阪都構想――メリット,デメリット,論点を考える―― 』立命館法学 2011 年 1 号(335号)


なぜ、こうしたひとが橋下市長の手法に「ついてゆけない」のか朝生をみてわかったことがあって、
ようは「ついてゆけない」のはビジネスモデルが理解できないということだろう。

ビジネス脳がないと、橋下市長の行動則はたぶん理解しにくいのではないのか。
ビジネスをやってる人間からすると、橋下市長のやってることは至ってふつーのことだ。

(中略)

おおくの反橋下の思い込みに反して、政治とはもともと橋下市長が志向するようにビジネスモデルそのものだ。
国づくりの理念に燃えた明治政府も資金の調達と費用対効果で優先順位を決めた。
地方行政はとくに顕著で、たとえば優秀な自治体は「株式会社神戸市」などと言われるようにコスト意識と収益モデルをもっている。
こういうと、公務員が金儲けに精を出すなんてとんでもない、と言うひとが必ずでてくるけど、
弊害を気にして「やらない」のが今の日本のやる気のなさにつながってるのではないか。

無害な社会なんてないということを日本は新興国から学んだほうがいいとおもう。
あまりにも高潔すぎて国際基準から外れている。許容範囲をもたないと前に進む力が弱い。

薬師院やら香山リカやらの「ついてゆけないひと」は、少数を切り捨てる勇気をもてないかわいそうなひとだ。
少数を切り捨てるというだけでおそらく「大問題」になるのだろう。
結果、多数の最適化がとれないことになっても、それ自体にも不満をもつのでおんなじだ。
これが日本の縮図で、けっきょく、「ついてゆけないひと」というのは「決定できないひと」のことなんだ。
決定するための判断軸が多すぎて、しぼりこめないのだ。
だから、決定するひとが現れると、「保証」を要求する。「保証」がないと前に進めない人間なんだ。
橋下市長があたらしいことを打ち出すだけで恐怖し安全かどうか担保をしろという彼らこそ「モンスター」にちがいない。

橋下市長に「ついてゆけない」ひとたち。 - 所長サンの哲学的投資生活 ( フィリピン攻略篇 )

朝生を見ていないので「ついてゆけないひと」という評価が適切かどうかすら私には分かりませんが…。

論者のいうとおり、「橋下市長の行動はビジネスの視点からみると理解できる」と仮定しましょう。つまり、市長は経済的合理化を図っているという評価ですね。

ただ、この仮定を受け入れてもなお、問題は残ります。それは、論者の想定とは異なり、「政治とはもともと…ビジネスモデルそのもの」ではないのでは?ということです。

「小さな政府」を目指す立場があります。これは、民間で提供できるサービスはなるべく民間に任せて、政府・行政の規模と権限を小さくしようと指向するものです。しかし、「小さな政府」を支持していても、政府をなくしてしまえと主張する人はいません。

それはなぜかというと、市場が失敗してしまうからです。

「市場の失敗」典型例とされるのが、灯台です。灯台は夜の航海を安全にしてくれる必要な設備です。でも、灯台がビジネスとして成立するかというと、そうはいきません。光は、料金を払った船も払わない船も等しく導いてくれます。そうなると、料金を払うなんて損のような気がしてきて、支払わなくなるひとが増加するでしょう。でも、それでは灯台の経営が立ち行かなくなってしまいます。灯台を廃業されたら、夜の海は危険になり、やがては航海できなくなってしまうにもかかわらず……。

こういう、市場メカニズムがはたらくことで、かえって経済的な「効率性」が達成されなくなってしまうことを「市場の失敗」といいます。灯台のほかにも、環境問題などが典型例とされています。

つまり、政府・行政には、民間だとたちゆかないけれど、でも、あった方がみんなのためになるものを引受けているという部分もあるのです(もちろん、民間で代替できそうなサービスを行っている場合もありますが)。

そうすると、「政治とはもともと…ビジネスモデルそのもの」とはいえない部分もある、という結論に至ると思います。

行政の効率化をめざす手段として、経営的見地を生かす、という視点は10年くらい前からの流行です。ただ、ビジネス的見地を徹底し、不採算部門を切り捨てるのであれば、それは政治や行政の意義そのものの放棄にあたります。

なお、政治や行政とは少しそれてしまいますが…「多数の最適化」を理由として過度の「少数」に対する「切り捨て」が起きないように、法という「足かせ」が、政治家や行政府にかされています。そのような束縛を、一般論としてやめる選択を、大阪市民はしたのでしょうか?(論者のいう「少数を切り捨てる」ということが、何を意味し、どの程度を想定しているか、必ずしも明らかではありませんけれども)

価値観の多元化する社会において「決定するための判断軸が多すぎて、しぼりこめない」というのは、もっともなことだと思います。また、その「遅さ」に対する焦燥やいらだちも理解できるのですが…。橋下市長(または「反橋下派」)の(個別具体の政策でなく)姿勢そのものに対する議論はよくわからないことが多いです。



effective-tumblr:

先日、MIAUのネットの羅針盤 SOPAの回に出たときに、tumblrが面白い反SOPAキャンペーンやって9万人近いtumblrユーザが国会議員に電凸したよというお話をしたのだけれども、今日はそのtumblrのキャンペーンがどう面白かったのかというお話。[…]American Censorship Dayには多数のウェブサイトがSOPA反対キャンペーンを展開しており、tumblrだけがすごかったというつもりはない。ただ、自前のプラットフォームを利用してうまくユーザに危機感を伝えたこと、他のサービスと連携してユーザのハードルを下げつつアクションを誘発したこと、自前のプラットフォームで声を広げようとしていたことなど、目を見張る点が多かった。(87,834人のtumblrユーザが国会議員にSOPA反対の電凸をしたわけ - P2Pとかその辺のお話@はてなから)
このキャンペーンにより、87,834人がトータル1,293時間、それぞれの地元の議員に意見を伝える電話をしたとのこと。日本語記事で、面白いので、あとはリンク先の記事で読んでもらうほうがよいと思います。
Twitter / @yomoyomoから。

effective-tumblr:

先日、MIAUのネットの羅針盤 SOPAの回に出たときに、tumblrが面白い反SOPAキャンペーンやって9万人近いtumblrユーザが国会議員に電凸したよというお話をしたのだけれども、今日はそのtumblrのキャンペーンがどう面白かったのかというお話。[…]American Censorship Dayには多数のウェブサイトがSOPA反対キャンペーンを展開しており、tumblrだけがすごかったというつもりはない。ただ、自前のプラットフォームを利用してうまくユーザに危機感を伝えたこと、他のサービスと連携してユーザのハードルを下げつつアクションを誘発したこと、自前のプラットフォームで声を広げようとしていたことなど、目を見張る点が多かった。
(87,834人のtumblrユーザが国会議員にSOPA反対の電凸をしたわけ - P2Pとかその辺のお話@はてなから)

このキャンペーンにより、87,834人がトータル1,293時間、それぞれの地元の議員に意見を伝える電話をしたとのこと。日本語記事で、面白いので、あとはリンク先の記事で読んでもらうほうがよいと思います。

Twitter / @yomoyomoから。



マイクロブログの文脈付き投稿情報の体系化に基づく重要ユーザ推薦と情報集約支援への応用

effective-tumblr:

TumblrユーザーでTumblr Gearの開発者の@honishiさんから、Tumblrを題材にした日本の論文があると教えてもらいました。ユーザーにとってソーシャルフィルタリングをする上で有用なコミュニティ(ユーザー郡)を見つけ出し、その代表ユーザーを抽出してリコメンドするために、次のようなステップで解析を行う、という試みをしているようです(と思います、理解が違ったら是非ご指摘を)。

  1. あるユーザーの投稿50件について、その投稿の伝播経路(リブログ経路)に出てくるユーザーと、誰が誰からリブログしたかというリブログ関係を調べる。
  2. 平面上に登場したユーザーを並べて、リブログ関係の矢印でつなぐ。同じ経路で複数回リブログされていたら(たとえばユーザーAはユーザーBから5回もリブログしている)その矢印は太くなる(3.1)。
  3. 矢印の太いユーザー同士が近くになるようにユーザーを配置し直し、近くにいるユーザーたちをコミュニティとしてグループ化する(3.2、ここで図3のような配置になる、実際にはコミュニティ分割の手法で計算的に行う)。
  4. 各コミュニティ内でリブログ関係を見比べ、コミュニティ内でリブログネットワークのもっとも重要な場所にいる代表ユーザーを特定する(3.3、実際にはHITSアルゴリズムで計算的に行う、kiyoyaさんのスライドが参考になるかも)。
  5. 各コミュニティの代表ユーザーから、最初に選んだ「あるユーザー」への情報流量をフォード・ファルカーソンのアルゴリズムで算出する(3.4、ここは「対象ユーザがどのコミュニティからの情報を多くリブログしているかを求めることができる」と説明されているが理解できなかった、分かる方の解説を切望)。

先行研究としてソーシャルブックマークを題材とした研究が挙げられていますし、SNSのフォロー関係に着目した研究もありますが、Tumblrのリブログ情報は素材として次のような面白さがあると思います。

  • ソーシャルブックマークを素材とした場合、私と興味の近い(Similar)ユーザーを抽出することができる。しかしユーザー間の関係、そこから出てくる私との距離、関係の強さ、論文内の言葉で言えば情報流量は分からない。
  • フォローを素材とした場合、私との距離が近い、また複数のパスでつながった、(潜在的な)情報流量の多いユーザーを抽出することができる。しかし私との興味の共通点があるか、それがどんな興味かは分からない。
  • Tumblrのリブログ(その他Google+などのリシェア全般)には、ユーザ間の関係(リブログの矢印の始点と終点)と、共通する興味(リブログされた内容)の両方が含まれている。ユーザー間に共通する興味と、一方にその興味に合致するコンテンツを流し込んだ時に、他方に流れるそうかが分かってくる。

つまり、例えばid:naoyaさんの言う「そのエントリを『誰が』ブックマークしたのかが(※僕にとって)一番重要という視点に立つ」ことができるデータなのです。

この論文の内容を端緒に、「ユーザー間の関係」と「その関係の属性(興味対象)」の両面を反映したグラフ化、リコメンデーションの洗練まで研究が進んでいくと面白そうだな、と思いました。参照されている先行研究の「Tumblrにおける情報の伝播経路に着目した記事の特徴付け」も読んでみたいところだけど、これは人工知能学会員じゃないと読めないのかな?

——
私の誤理解のご指摘や補足などいただけるようであれば、@tsukamoto宛て、あるいはGoogle+のメール送信ページや「EFFECTIVE TUMBLRへの質問」ページなどでお送りください。また「これも面白いよ」というものがあれば、前述の連絡先の他「EFFECTIVE TUMBLRへの寄稿」も歓迎です!



CiNii 論文 -  Tumblrにおける情報の伝播経路に着目した記事の特徴付け

effective-tumblr:

少し前に論文「マイクロブログの文脈付き投稿情報の体系化に基づく重要ユーザ推薦と情報集約支援への応用」を紹介しましたが、これの参照している先行研究である表記論文を、共著者のkiyoyaこと山口清弘さんから送っていただきました。論文は次のような背景認識から始まっています。

オンラインコマースにおけるコア技術となっている,アイテムのクラスタリングや推薦においては,アイテムをどう特徴付けるかが,その結果を大きく左右する.ここで,記事の特徴付けとは,記事を何らかの視点で数理的に表現すること,および,それに基づいて記事同士の類似度を算出することから可能であると考える.

統計学を知らない僕なりに読み進み、砕いてみます。最近はニュースサイトでもオンラインショップ(eコマースサイト)でも「お勧め」をされることが増えてきました。これは、よく似た記事、よく似た商品をグループ化しておいて、そのグループ内の一つがピックアップされたら、別の一つを推薦してみる、ということをしています。でも「よく似た」と簡単に書きましたが、ある記事と別の記事、ある商品と別の商品が「似ている」というのは、どういう意味で、どうやって決めるんでしょう?

一般に推薦システムにおけるアイテムの特徴付けには,誰がどのアイテムを評価したかという共起関係用いられる傾向にある.Tumblr のような,記事が人の間を伝播していくネットワークにおいては,共起関係のみを考慮するよりも,記事の伝播経路を用いた記事の特徴付けの方がより有用であると考えられる.

一般的に広く使われているのは、「この商品を買っている人はこんな商品も買っています」という情報を活かした判断です。AとBとCはよく同じ商品を買っている。つまり彼らは好みが似ているということだ。そして彼らの好みにあった商品が二つあるなら、それの二つは似ているということだ。こういう判断が下せれば、二つのうち一方を買った人には、もう一方も勧めると買ってくれそうだ、と考えられることになります。

こうした「誰と誰と誰が」という関係、共起関係で似ている度合いを図ることもできますが、Tumblrではさらに「誰がいつ誰からリブログしたか」という時系列や伝播経路を考えることもできます。則のぞみ氏、山口清弘氏らはこれらを考慮したほうが、より妥当な(精度のよい)にている度合いを測れるだろうという仮設を立て、実際に実験して確かめています。

ここから実験方法と実験結果になると、数式と数値が乱れ飛ぶ、私にはなんとなく程度には分かっても正確なところはギブアップの世界に入るので割愛。いきなり考察のうち、特に面白かった、木構造、順序指標を考慮した結果を。

カット率6割から,順序指標が共起指標に比べて有意に高い再現率となった.これは,共起指標では,カット率の増加に応じて再現率も下がっていくが,順序指標では,カット率6 割から8 割の間で再現率がほぼ変化しないことによる.この理由として,Tumblr においては,ある記事を誰が最初の方でリブログしたのかという,最初の方の順序が,後の伝播を決定付ける重要な要因になっていることが考えられる.Tumblr においては,特に伝播の初期における順序を考慮することが有用であると言える.

言い換えれば、「誰と誰と誰が」という共起関係に基づいたアプローチでは、興味を示す層のうち実際にリーチできた層が減るほど、残りの人たちを推測する精度が悪くなります。ところが「誰と誰と誰がそれぞれいつごろ」という順序を指標に入れると、5割を切ったあたりと2割まで減ったあたりで同等の推測制度が出ています。

もっと言えば、共起関係だけで考えていた頃であれば5割、多分アーリーマジョリティまでを観察してはじめて浮かんできた潜在顧客層が、木構造における順序にも注目することで2割、多分アーリーアダプタぐらいを観察すれば浮かんでくるということです…だと思います。もちろん「マイクロブログの…」もこの論文も、Tumblrのような「リシェアの経路と時刻が可視化された」世界だからこそ役立つ、ある種のニッチな世界向けのアプローチといえるでしょう。でもニッチだったそのリシェア・ワールドが、いまやTwitterやFacebook、そしてGoogle+へと領地を拡大しています。

おそらく「バイラルでは経路が重要」という考え方は新しくないでしょう。ですが購買層という古典的な視点でも、つい先日、4,500台の自販機から集めた2億件のビッグデータをもとにすることで新製品が生まれたことが報じられました。現在(※’12/01/27)165億件強のTumblrの投稿合計数から経路情報を調べ上げると、そこにはまた新しく見えてくるものがありそうです。そしてオンラインコマースにおけるリコメンドを背景に上げたこの論文は、やっぱりそこを睨んでいるんだろうな、と思います。

それが来た時に、その手法に先鞭をつけ、かつデータを総なめするのではなくある程度小規模なサブセットで代替したときの精度に言及したこの論文は、結構面白いポジションにあったりしないかな、と思いました。



ふと気になり、シャンプーの方法を調べた結果:①埃をとるブラッシング、②汚れを落とす湯洗い、③きゅっと水切り、④手のひらにワンプッシュとり泡立て、⑤地肌マッサージ、⑥しっかりすすぎ、でした。

正しいシャンプーの方法を参照。

今まで軽く濡らす程度でした。でも、予洗いで汚れの大半を落とせると知って驚きました。それと、泡立ててからつけるんですね。



SPAMメールの類の文章も同じ構造。「あんなので騙される奴なんかいるのか?」ではなくて、送信コストが極限まで低いので、たとえば10000通送って1通反応があれば十分とか、そういう話になる。あのどう考えても信憑性のなさそうな文面そのものがフィルタリングの役目を果たしている。

http://hexe.tumblr.com/post/16399993118

そんなあなたに:「出会い系サイト運営業者を訴えてみた」

出会系業者から「500万円当選しました」というありがちな迷惑メール

「んじゃ、500万円ちょーだい」業者を訴える

移送申立てとか、サイトが閉鎖・移転したりとかあったものの、第1審勝利!

業者側控訴。第2審へ…

裁判長「和解する?」本人「100万なら」業者側弁護士「100万でいいのなら…」成立!

100万円(分割10回払い)回収成功!

というおはなし。ただ、弁護士の諸先生によると、ここまでうまくいくケースは稀とのこと。



あくまで私の観測範囲内での話なのですが…
ギャルでtumblrを使っている方が増えはじめたような気がします。

2011年春ころに人口増が起きた気がします。読者モデルなど当該分野の著名人がはじめた、などの事情があるのでしょうか(ご存知の方がいたら、ご教示下さい。)。

そのうち、雑誌「小悪魔ageha」がTumblr特集を組む、なんてことも、ありえるかもしれません。
tumblrの設計思想( http://j.ktamura.com/archives/1489 などを参照)からすれば、アドオン等を駆使して秒速でリブログするギークよりも、「正統な」利用者なのかもしれません。


参考リンク
http://pantabolus.tumblr.com/ http://farawayorbit.tumblr.com/ http://boredatw0rk.tumblr.com/ http://wagamamaboy.tumblr.com/ http://okashiyummy.tumblr.com/ http://hellyeahikemen.tumblr.com/ http://ouranliveaction.tumblr.com/ http://kami-mika-kaze.tumblr.com/ http://fuckyeah-gals.tumblr.com/ http://shibuya-109.tumblr.com/ http://kawaiikuma.tumblr.com/ http://sleeteve.tumblr.com/ http://emi-sama.tumblr.com/ http://gyarucouture.tumblr.com/

(via inf)

参考リンクをひと通り見てみたけど,ほとんどの人が英語でプロフィールを書いてる.これは日本のギャル文化が好きな海外の人たちがやってるのでは.それはそれですごいな.

(via sagaraya)

たぶんですけど、これ、全然ギャルは使ってないですよね?

日本のギャル文化が好きな海外の人がやってるんだと思います。あるいは、そういう日本のギャル文化に興味がある人に向けたアーカイブをTumblr上で作っているんだと思います。どっちかといえば後者かもしれません。アカウント名からしてすでにおかしいです。

ギャルメイクをYouTubeに投稿してる海外の人とかも居たと思いますし、ファッションとしても独自性があって興味を持っている外国人の方がけっこう居る話を思い出しました。

少なくとも現在においては、日本のギャルにTumblrは敷居が高いはずです。携帯電話端末で快適に見られるとは思えないし、かわいくデコれない。

もしもギャルがギャル的にTumblrを使っているなら、そのギャル自身をコンテンツにするようなPostをもっとしているのではないでしょうか。

(via windsock)

「ギャル」は「日本人」に限られるのですか?

(via inf)

おお、てっきり日本人のギャルについての話だとばかり思っていました。理由はいろいろあるのですが、たとえば、以下の形で読者モデルに言及してあったからです。

2011年春ころに人口増が起きた気がします。読者モデルなど当該分野の著名人がはじめた、などの事情があるのでしょうか(ご存知の方がいたら、ご教示下さい。)。

まさか「読者モデルなど当該分野の著名人」の話が出たのに、最初に影響があるであろう日本人をすっ飛ばした向こうの話だったとは! 驚いています。もしくはわたしが知らなかっただけで、海外で雑誌の読者モデルをしてるギャルなどの著名人が居るのでしょうか? わたしは読者モデルというのは、日本的なものだと思い込んでいましたよ。いずれにしても、わたしの勘違いだったみたいですね。

(via windsock)

CanCam、ViVi、popteenなどなど…主要なファッション誌については、中国や台湾でも発行されています(タイとかベトナムもあったかな?)。最初期はふつうに翻訳しただけ、だったのですが、次第にローカル情報(「このワンピースは北京の××という店でかえます。○○元」みたいな)を掲載するようになりました。その流れで、現地の読者モデルを採用しだした、という経緯があります(「ローカライズ手段としての読モ」)。

その後、読者モデル、専属モデル、カリスマブロガーなど、日本と同様のコンセプトが展開されているのが現状です(もちろん、日本ではたらくモデルの国籍も多様化しています。)。

ちなみに、Rayの中国版「瑞麗」(まあ、Rayはギャル系ではないでしょうけれど…)で、表紙を飾るモデルを選ぶコンテストを開催しており、その選考の模様は、NHKの東京カワイイ★TVで放送されていました。

すでに、国境をこえた事業展開とファッションのインタラクションは生じているのです。それもかなりの勢いで。

海外からの視線は(当事者たるギャル本人はそんなでもないかもしれませんが)雑誌編集部やバイヤー、デザイナーなど「大人たち」は、かなり意識していると思われます。tumblrも「商機」として、ギャル文化のなかにとりこまれるのではないかなあと期待しています(さらに個人的感触ですが、age嬢はどういうわけかドメスティックな存在感があります。周知に時間がかかっているだけでしょうか?age嬢の「盛り」がtumblrを通じて海外に「発見」されないかなあと想像は膨らみます。)。

それにしても、この手の話題って、知られていないところでは全くといっていいほど知られていないのですね…(というわけで、500notes超え!)。



あくまで私の観測範囲内での話なのですが…
ギャルでtumblrを使っている方が増えはじめたような気がします。

2011年春ころに人口増が起きた気がします。読者モデルなど当該分野の著名人がはじめた、などの事情があるのでしょうか(ご存知の方がいたら、ご教示下さい。)。

そのうち、雑誌「小悪魔ageha」がTumblr特集を組む、なんてことも、ありえるかもしれません。
tumblrの設計思想( http://j.ktamura.com/archives/1489 などを参照)からすれば、アドオン等を駆使して秒速でリブログするギークよりも、「正統な」利用者なのかもしれません。


参考リンク
http://pantabolus.tumblr.com/ http://farawayorbit.tumblr.com/ http://boredatw0rk.tumblr.com/ http://wagamamaboy.tumblr.com/ http://okashiyummy.tumblr.com/ http://hellyeahikemen.tumblr.com/ http://ouranliveaction.tumblr.com/ http://kami-mika-kaze.tumblr.com/ http://fuckyeah-gals.tumblr.com/ http://shibuya-109.tumblr.com/ http://kawaiikuma.tumblr.com/ http://sleeteve.tumblr.com/ http://emi-sama.tumblr.com/ http://gyarucouture.tumblr.com/

(via inf)

参考リンクをひと通り見てみたけど,ほとんどの人が英語でプロフィールを書いてる.これは日本のギャル文化が好きな海外の人たちがやってるのでは.それはそれですごいな.

(via sagaraya)

たぶんですけど、これ、全然ギャルは使ってないですよね?

日本のギャル文化が好きな海外の人がやってるんだと思います。あるいは、そういう日本のギャル文化に興味がある人に向けたアーカイブをTumblr上で作っているんだと思います。どっちかといえば後者かもしれません。アカウント名からしてすでにおかしいです。

ギャルメイクをYouTubeに投稿してる海外の人とかも居たと思いますし、ファッションとしても独自性があって興味を持っている外国人の方がけっこう居る話を思い出しました。

少なくとも現在においては、日本のギャルにTumblrは敷居が高いはずです。携帯電話端末で快適に見られるとは思えないし、かわいくデコれない。

もしもギャルがギャル的にTumblrを使っているなら、そのギャル自身をコンテンツにするようなPostをもっとしているのではないでしょうか。

(via windsock) 「ギャル」は「日本人」に限られるのですか?


しゅくだい:なぜちがうのか、かんがえてみよう。

しゅくだい:なぜちがうのか、かんがえてみよう。